本日は前回の記事で紹介したFIREを株式投資で達成する方法(プロセス)に関してです。
前回の記事はこちらです。FIRE〜経済的自立〜とは?
シンプルにまとめているので初心者の人でも理解できる内容になってます。ぜひご覧ください。
年間の必要生活費を把握する
まずFIREを達成するために年間の必要な生活費を把握する必要があります。仮に月15万円生活費が必要な人なら年間の生活費は180万円です。月20万円の生活費が必要な人なら年間生活費は240万円ですね。このように人によって必要な金額が異なるので必要な資産額は異なります。
まずはどれくらいの生活費が必要なのか把握しましょう。
4%ルール
次に年間の必要金額が分かれば、その金額に25倍をします。その金額が一般的には必要な資金となります。
例えば年間180万円生活費が必要としたら、 180万円×25=4500万円
つまり4500万円が必要資金になります。
なぜ25倍なのかということに関してですが、4%ルールというものがあります。
これは株や債券などで保有している資産の毎年4%以内の取崩しであれば、元本はほとんどの確率で減らないということです。これは1988年アメリカのトリニティ研究「トリニティ・スタディ」の結果からきている根拠あるデータです。現在多くの投資家の中で FIREを目指す際のひとつの指標となっております。
4500万円の資産を株や債券で保有すると年間4%以上資産が増えるので、その分を取崩しても元本は減らないということになります。とりあえず4500万円あれば年間180万円の不労所得が得られるので、その資産で生活費を賄える、つまりFIRE達成ということです。
ものすごくシンプルですね。必要な生活費の25倍の資金をとりあえず貯めたもの勝ちです。
運用先は米国S&P500
投資未経験の人にとって、運用先をどこにするのか決めるのが一番難しいところかも知れません。一番シンプルなのは、アメリカ株式のS&P500への投資です。つまり米国株での運用です。あとは年齢に応じて債券を組入れる形で十分だと思います。
一般的に年間平均のリターンは
・株式…7% 債券…4% というデータもあります。
その他、為替やインフレ率の考慮、債券の組入割合など注意べき細かいところはありますが、今回はFIREのシンプルなプロセスだけでも理解していただければと思います。
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